こんにちは、無限∞道場運営チームです!
Day 5では、AIツールとRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を使った業務効率化の方法について学びました。今回は、特にGoogle Apps Script(GAS)を活用し、日常業務の効率化にどのように役立てるかを実践的に学んだセッションを振り返ります。
Day 5のテーマと目的
Day 5のテーマは「AIツールを使用した業務効率化」。特にRPAツールを活用し、手作業の業務を自動化する方法について深く掘り下げました。RPAは、「業務の自動化」を行う技術のひとつで、単純作業を機械に任せることで人間がよりクリエイティブな仕事に集中できるようにすることを目指しています。
今回のセッションでは、以下の3つのポイントを目的として進行しました。
- RPAの基礎理解:RPAとは何か、どのような業務に適しているかを理解。
- GASを使った自動化:Google Apps Scriptを使って、Googleの各種アプリケーション(スプレッドシート、カレンダー、Gmailなど)の自動化を学ぶ。
- ChatGPTを活用したプログラミング:ChatGPTを利用し、プログラムコードの作成支援を行い、プログラミング知識の少ない人でも効率的にGASを活用できる方法を学ぶ。
Google Apps Script(GAS)を使った業務効率化の実践
セッションの前半では、GASを使ってスプレッドシート内のデータを自動的に取得し、他のシートにコピーする方法を学びました。参加者全員が事前に設定した「無限道場」フォルダにCSVデータをアップロードし、そのデータをGASで取得し、スプレッドシートに取り込む一連の流れを体験しました。
GASは、Googleのサービスを自動化するための強力なツールで、特に以下のような業務に役立ちます。
- データの取得と集計
- 自動メールの送信
- 勤怠管理や経理作業の自動化
このセッションを通じて、参加者はGASを使って手作業で行っていたデータの処理を簡略化する方法を学びました。
ChatGPTを使ったコーディング支援
プログラミングに不慣れな参加者でも、ChatGPTを利用することで効率的にコードを作成できることを実感しました。ChatGPTに「Google Apps Scriptを使って特定のフォルダからCSVファイルを取得し、スプレッドシートに書き込むコードを作成してください」という指示を与えることで、簡単にコードを生成し、これをGASで実行しました。
実際にコードを実行する際に発生するエラーに対しても、ChatGPTを使って解決策を見つける方法を学びました。エラー内容をChatGPTに入力し、修正コードを提案してもらうことで、リアルタイムでエラー修正が行える点が非常に便利です。
グループワークでの学び:エラー解決の実践
グループワークでは、参加者同士で実際のRPAプロジェクトを想定し、どのようにして業務を効率化できるかを議論しました。具体的な内容としては、以下のタスクが行われました。
- 日付データの取得:スプレッドシート内の日付列を自動で判別し、その列に対して特定のデータを記入するスクリプトを作成。
- エラー解決の共有:エラーが発生した際に、どのような手順で解決したかをグループ内で共有し合い、各自の理解を深める。
このプロセスを通じて、単にコードを書くことだけでなく、エラー解決能力や指示の出し方の重要性も学ぶことができました。
事後課題と次回の展望
次回のセッションに向けて、参加者は以下の課題に取り組みます。
- YouTube動画の分析:投稿した動画の視聴回数や反応をデータとして集計し、その結果から改善点や次回の戦略を立てる。
- RPAツールの学習:今回のGASだけでなく、より高度なRPAツールである「UiPath」の基本操作を学ぶ。
特に、次回のセッションではUiPathを使ったRPAの実践的な活用法について学ぶ予定です。UiPathは、スクラッチ形式でプログラムを組むことができ、プログラミングに不慣れな方でも直感的に操作できるのが特徴です。
終わりに
無限∞道場では、単にITスキルを学ぶだけでなく、業務改善や自動化を通じてビジネスの効率を高めるための具体的な手法を提供しています。Day 5を通じて、参加者たちはGASやChatGPTを使った業務効率化を体験し、RPAの基本的な考え方を理解しました。次回も引き続き、参加者のスキル向上と実践的な学びをサポートしていきます。
それでは、次回のセッションでお会いしましょう!