こんにちは、無限∞道場運営チームです!
Day14のDEMO DAYでは、参加者たちがこれまでの学びを活かし、各チームがビジネス課題に対する解決策を発表しました。その中でも、特に注目を集めたのがチーム「nine」のプレゼンテーションです。
チームnineの発表テーマ:「パン屋の売上向上施策」
チームnineは、パン屋の売上向上をテーマに、さまざまなデータを駆使し、具体的な提案を行いました。課題として挙げられたのは、リピーターの少なさと顧客の購入単価の低さ。これらの課題を解決するために、複数の仮説と施策を提案しました。
発表内容の概要
目的と課題の設定
発表の冒頭で、チームは「パン屋の客単価を上げる」という明確な目的を掲げました。課題としては以下の2点を挙げています。
- リピーターの頻度が少ないこと
- 顧客の購入単価が低いこと
この課題に対して、チームは支払い方法の多様化や新商品の定期的な提供など、さまざまな解決策を提案しました。
仮説と必要データの設定
チームは以下の仮説を立て、それに基づいて必要なデータを収集しました。
- 仮説1: QR決済などの複数の決済方法を用意することで、購入のハードルを下げ、顧客の購入意欲を高めることができる。
- 仮説2: ランチセットやタイムセールの実施により、特定の時間帯における来店頻度が増加し、売上が向上する。
- 仮説3: 定期的に新商品を提供することで、リピーターの来店頻度を向上させることができる。
これらの仮説を実証するため、以下のデータが必要だと判断しました。
- 決済方法別の売上データ
- 男女年代別の売上データ
- リピーターの来店頻度データ
データ分析による仮説検証
チームnineは、実際に収集したデータを分析し、仮説の検証を行いました。以下は、分析結果の一部です。
- 決済方法別売上データ: 現金が最も多く、モバイルペイの利用が最も少ないことが判明。モバイルペイの普及が売上向上の鍵であると考察しました。
- 男女年代別売上データ: 全体では30代女性の利用が最も多く、30代男性の利用が最も少ないという結果に。特に男性の顧客層へのアプローチが必要であると結論付けました。
- 新規顧客とリピーターのデータ: 新規顧客の数が多い一方で、リピーターの数が少ないことから、リピーターを増やす施策が求められることが分かりました。
解決策の提案
分析結果を基に、チームnineは以下の解決策を提案しました。
- モバイルペイの普及促進
- モバイルペイを使用していない理由のアンケートを実施し、普及を阻害している要因を特定。
- 還元率の高いキャンペーンを実施し、モバイルペイの利用を促進。
- 店舗環境の改善と新商品の提供
- 昭和レトロな雰囲気を活かしつつ、現代のニーズに合わせた店舗作りを提案。
- 子供や若者にも魅力的な新商品を定期的に提供し、幅広い顧客層にアプローチ。
- デジタル化と利便性の向上
- UberEatsなどのデリバリーサービスを導入し、来店が難しい顧客にもリーチ。
- イートインスペースや無料Wi-Fiの設置により、長時間の滞在を促進。
発表全文文字起こし
はい、じゃあチームnineの方の発表を始めていきます。はい、スライド最初、目的・課題・解説の項目になりますので樋口さん、発表の方お願いします。
失礼します。ミュートで喋ってました。
まず今回の目的がパン屋の極端クを上げるというところで、課題を2つ挙げています。
まず一つ目がリピーターの頻度が少ないっていうところと、顧客の購入単価が少ないというところを課題としています。
仮説の設定なんですけれども、現代に寄せたっていうところもあって、支払い方法、今QR決済などが普及しているというところで、QR決済等の複数の決済方法を用意するというところと、ランチセットやタイムセールの実施、定期的に新商品を提供するという3点を挙げています。
仮説実証に必要なデータとして、決済方法別の売上データが必要です。男女年代別売上データと、リピーターがどのくらいの頻度で来店しているかのデータが必要と考えました。
次のスライドに行っていただいて、ございます。
一週についてなんですけれども、まず一週が設定された状況としましては、目的がパン屋の極端クを上げるというところなので、パンが売れない=売上成績が低いというところ、あとはお客さんが少ない、それはイコールまた来店数が少ない、という状況で設定してます。
で、前提条件として、このパン屋さんは決済方法が少ない、新製品が少ない、セールやキャンペーンをやっていないというところで、ちょっと老舗のパン屋をイメージしてこの前提条件をつけてます。
各商品の価格設定は以下のように設定しております。
これらを基にissueを設定してパン屋の利上げを上げるにはどうすれば良いかというところで設定をしました。
私からは以上です。はい、はい、はい、樋口さんありがとうございます。
じゃあ次の項目ですね、データ収集・電算分析の項目、森が担当させていただきます。
このデータ収集・電算分析の項目なんですけれども、先ほど樋口さんにお話しいただいた目的・仮説・課題のセクションで、こちらでお話しした通り、パン屋さんの売上を上げるための施策を考えるため、そこで先ほど発表させていただいた仮説を基に、支払い方法別売上データ、今スライド左側にございます。
現金とクレジットカードとモバイルバレットQRコードに分かれている支払い方法別売上データと、今スライド右側にある男女年代別売上データ。右側の青とオレンジのカラフルなグラフですね。
こちらのデータと、もう一つは新規およびリピーター別売上データ。この三つを取り上げてグラフを作成して可視化をさせていただきます。
今ちょっと二つだけなんですけれども、しばらく出しておくんですが、これらのグラフですね、可視化したグラフを基にチーム内で意見を出し合って、グラフのデータがどういうふうになっているのかっていうのを比較して分析を行いました。
次のスライドはもう一個のグラフになりますね。こちらは新規顧客とリピーターのデータになります。
ちょっと新規顧客が僅差ですが多いっていう感じですね。こちらの三つの今提示させていただいたグラフをチーム内で話し合って、可視化したものを分析することでわかったことが、今出させていただいているスライドのまとめになります。
こちらをチームで分析するときに、判断の評価軸として、この使用率といいますか、項目ごとに一番多いものと一番少ないものを取り上げるという判断軸で分析をしました。
ある程度の判断軸がないと、無限に情報が出てきてしまうので、一番多いものと一番少ないものを項目を取り上げるという基準で分析データをピックアップしました。
まず支払い方法別売上データのところですね。こちらの4つ項目があったんですけど、一番使用率が少ないのはモバイルペイで、一番使用率が多いのは現金という結果になりました。
なのでモバイルペイをどうにか使用率を上げてあげたいなっていうところですね。
次の男女年代別売上データでは、いっぱい出てきたんですけれども、全体では30代女性が多く、全体で一番少ないのは30代男性。
女性側では30代女性が一番利用者が多く、40代が少ない。男性の利用者数では一番利用者が多いのは10代と60代が多くて、30代男性が一番利用者が少ない。
ちょっと30代男性と40代女性に訴求するような施策ができるような、あとはもともと利用者の年代のバリエーションが多いところもピックアップしつつ、幅広い年代層に訴えられるような施策がいるかなっていうところですね。
ちょっと受けてくださいかもしれないんですけれども。
あとは新規顧客リピーター別データ、これもさっきグラフの差に触れたんですけれども、新規顧客が多くてリピーターが少ないっていう特徴が挙げられました。
なのでリピーターをどうにかして多くしたいっていうところですね。最初の目的、リピーターを多くしていこうっていうところですね。
これらのデータを分析して分かったことを基に、解決策として売上のための施策をまた話し合いを行ってまとめさせていただきました。
というところで、次、大月さんの方で施策についてお話しいただくのですいません、よろしくお願い致します。
次のスライドいきます。はい、そうですね。それではここから大月がお話しさせていただきます。
先ほどのデータ分析の結果から根本原因としては、モバイルペイの知名度がなかったり、使用方法が浸透していなかったり、モバイルペイに関する原因が見受けられるなというのと、二つ目がお店が老舗っていうこともあって、家族とか恋人と来づらかったり、仕事とか育児が忙しくてパンを買いに行く時間がないというところを抑えました。
それに対する解決策をここに記載しています。
一つ目のモバイルペイ、キャッシュレス決済の方ですね。そちらの方では、使用していない理由のアンケートをとって原因を解決していこうではないかといったところで、簡単に三つぐらい例を紹介させていただきます。
一つ目がモバイルペイを使用そもそもしていないというところ。これからの時代、どんどんモバイルペイの使用頻度というものが増えてくると思うので、一定期間還元率の良いキャンペーンを行って、モバイルペイの浸透と還元率の高さから顧客の購入単価を増やすことができればいいなというところ。
二つ目が自分の使用しているモバイルペイ、例えばLINE Payとかいろいろあると思うんですが、幅広くモバイルペイの種類が増えているので、その種類自体を増やす。
三つ目がモバイルペイを使用。僕の友達とかよくあるんですけど、残高しっかりチャージしてなくてレジのところでアダプタするから現金でいいやとかっていうふうになってしまうことも多いので、ホームページとかお店の看板の方に記載していて、事前にそちらの対応の方をしてもらおうかなというところがあります。
二つ目の家族とか恋人と来店しづらかったり、仕事や育児が理由で買いに行く時間がないというところで申し上げますと、そうですね、老舗ならではのパン屋としての良さを残しつつも、現代の流行とかあとは子供が喜ぶような新商品のパンを販売していく。
他には店の雰囲気を昔ながらの良さを残しつつ、より現代風の昭和レトロ流行りに乗ったエモい雰囲気を残しつつ、恋人同士でも来店したいと思われるようなお店にするといったところで、その中にイートインスペースとか無料Wi-Fiというものも取り入れて用意していこうかなというところになります。
最後がUberなどで登録をして、仕事とか育児でその場で頼めるような、そしてその場に届けるような注文形態にして、普段買いに行けない人へも届ける。
その中でランチセットとかも提供しながら、より安価な食事を、まあUberとかちょっと高くなってしまうと思うんですけど、その中でもより安価な食事を提供していければなと考えております。
以上です。ありがとうございます。
次のスライドに行きますね。
最後、総評として山本さんにポジショニングマップを作成していただきましたというところで、このセクションは山本さん発表お願いいたします。
評価改善、評価軸を決めるっていうところで、パン屋なんですけど対象の店舗としては街のチェーン店のカフェっていうところを設定しました。
ポジショニングとしては、イートイン、支払い方法の種別増やすこと、Uber利用できるようにして利便性というものを上げながらも、映えや子供が喜ぶ新商品のパンとか、昔ながらのパン屋さんの良さっていうところも残しながら、昭和レトロの流行りに乗ったパン屋兼カフェっていうところを要素を持った店舗を目指すっていうところにしていこうと思います。
今までの総評としてなんですけど、伝統の味っていうところ、技術はもちろん、店の雰囲気とかにも昭和レトロな懐かしさを感じていただけると思いますので、そういったところでお店としてやっていきたいんですが、時代が進むっていうところでお客様のニーズも変わってきているっていうところで、昭和の風情とか大切にした現代のニーズに応えられる新しい戦略っていうところでやっていけるようにっていうところを改善していく。
改善策ですね。改善策の一つとしては、利便性・快適さというところで、昭和列島のインテリアとか雰囲気人気を今集めていると思うので、そういったところを大切にしながら、チェーンのカフェが提供する利便性、イートインですとかキャッシュレス決済、無料のWi-Fiなどを提供して、老舗の良さというところを融合させた空間づくりというところをしていきたいと思います。
新たに設けるイートインスペースなんですが、ただの食事場所っていうだけではなくて、昭和時代の喫茶店を思わせるような暖かく懐かしいインテリアを取り入れて、昔ながらの家具や照明、あとは昭和の音楽とかが流れる店内で、焼きたてのパンと一緒にコーヒーを楽しんでいただける空間を提供していければと思っております。
昭和の雰囲気を味わえるという点はチェーンカフェにはないところなので、こちらを武器にしていければと思います。
現代の生活に必要な利便性というところもしっかり取り入れていければと思うので、キャッシュレス決済に対応し、若い世代の方や忙しいお客様にとっても利用しやすい環境を整えていきます。
無料Wi-Fiも完備し、パンも楽しみながらもリラックスできて、仕事や勉強もできるような空間作りというところを意識していこうと思います。
また私たちの武器としては、やはり昭和から続く伝統のパン作りというところで、懐かしいパンや世代を超えて愛されてきた味というところを大切にしつつ、地元の素材などを使った変わらないおいしさを提供していくっていうところにも力を入れていく。
これからも変わらぬ品質といったところを守っていきたいと思っています。
地域密着型っていうところも姿勢も出していければというところで、価値観、昭和とかの価値観とかも受け継いでいながら、お客様一人一人との温かい交流、家族で訪れるお客様が懐かしいと感じる空間づくり、地元イベントですとか、そういったものへの商品の展開など、そういったところも考えていこうと思っています。
以上です。まだ結構時間が余ってますね。ありがとうございます。
ちょっとその後は次のスライドでいくんですけれども、外れちゃうかもしれないんですけれども、工夫ポイント・苦戦ポイントっていうところと、あとは今後の展望について軽くまとめたところですね、補足したいと思います。
ちょっと質疑応答も若干取りたいのでざっとやります。
工夫ポイントなんですけれども、データを基に現代のニーズに合わせたアイディアを考えました。
見やすさを重視した資料を意識したというところ、この2点が工夫したポイントです。
苦戦したポイントは、みんなで話し合う時間があんまりなかったので、前後の整合性を合わせたり、役割分担や発表に合わせてページ配分をどうするかとか、イメージが湧くまでに時間がかかったりとかっていうところで苦戦したところですね。
最後に今後の展望なんですけれども、体感としてあまり集まる時間が取れない、どうしてもちょっと本来の業務とかの都合だったり、いろいろな個人のプライベートの都合とかであまり集まれる時間が取れなかったので、限られた時間の中で講義資料を活用して発表資料作成やプレゼンテーションの実施に至ることができて、とりあえず発表に辿り着くことができたっていうところでほっとしてるっていうところです。
今後の展望として、こういう時間が取れないなりの資料の付け合わせとか、前後の整合性を合わせたりとかっていうところを行ったり、データ分析でやったような意見交換を行ったりとした経験を実際の業務、執行している森は出向しているので、実際の業務とか、あとは別途プライベートの活動とかそれ以外のいろいろな経験とかに活かせればと思っております。